ドール葬儀社・イロモノグラフ・人間ラブドール製造所・シタイラボ代表(
ドールのお葬式への想い)
人間ラブドール製造所を営む傍ら、ドールオーナー様からラブドールの処分方法のご相談を受けることがあります。
直営店で購入していない日本製のラブドールや譲り受けたラブドールの処分先に困ること、中国製など海外製のラブドールは里帰り制度のある業者が少ないこと、粗大ゴミとして公に出すのは抵抗があること、所持していることを隠しているので気軽に相談できる相手が身近にいないこと...
そんな声がある中で、ラブドールオーナー様から至急にとのご相談をうけ、処分に困っていたラブドールを人間ラブドール製造所のラブドールとしてお迎えすることになりました。
数年ダンボールの中で放置されたそのラブドールはTPE素材でできているため非常に脆く、可動部分が大きく裂けており自立も座りも難しい悲惨な状態でした。
人間ラブドール製造所にいるラブドールと違う点は、お迎えした時点でお別れが近いことが決まっていることや、開封されずにダンボールごとゴミとして廃棄処分されていた可能性があったこと。
「りんね」と名付けたその子に手をかけて過ごすうちに、
「処分や廃棄だけではなく、りんねとお別れする時はお葬式をしてあげたい」
と思うようになりました。
いずれくる廃棄処分のために業者を探し、りんねをサンプルで持ち込んだところ、預けた姿とは想像もつかぬ酷い姿でかえってきました。
このような扱いを受けるなら私たちの手で、ドールの姿ではなくパーツの状態にまで解体して、人の形をなくして酷いことをされないようにしたい。
その時のブログは
こちらこの事をきっかけに、大切なドールとのお別れの時に信頼できる業者に私がなろう、という思いが湧き上がり、お別れすることや廃棄処分に悩むラブドールオーナー様や役目を終えたラブドールたちに寄り添う【ドール葬儀社】を立ち上げる運びとなりました。
あなたと過ごした大切なラブドールに心を込めたお葬式を。
ドールのお葬式は、あなたの最後の愛情をラブドールにお届けします。
あなたがラブドールとのお別れをどうしても検討せざるをえない時が訪れた際には、ふと、ドール葬儀社を思い出していただけますと幸いです。